カスタマイズの是非?
EXCELをカスタマイズしたいと思ったことはありますか?
恐らくほとんどの方はそもそもEXCELがカスタマイズ出来ないソフトウェアだとわかっているので、関数、マクロ、アドインなどを駆使して自分たちがやりたいことを実現されているかと思います。
日本にやってきた当初のCRM、SFAシステムの導入プロジェクトはかなりの確率で失敗した言われています。私はその一因として自社向けにフィットさせるためにカスタマイズ規模が大きくなったことがあると考えています(失敗の要因はそれ以外にもたくさんあります)。
当時のベンダーはライセンス費用+ライセンス保守料+導入コンサルティング費用+カスタマイズ費用+カスタマイズ部分の保守料というのがビジネスモデルだったためユーザの要件が膨らむ=カスタマイズ費用が膨らむ=案件金額が拡大するという図式になり、カスタマイズ規模が大きくなるほどビジネスとしては旨味があったわけです。
ただ肥大化したプロジェクトは得てして失敗するものです。納期が大幅に遅延する、出来上がったものの想定のパフォーマンスが出ない、増加した投資に見合う費用対効果が見いだせない等、こういったケースはプロジェクトとしては失敗したと言わざるを得ません。
更にERPやCRMシステムに限らずパッケージシステムのカスタマイズ規模が大きくなればなるほど、パッケージのバージョンアップが難しくなりバージョンアップで受けらるはずだった恩恵が受けられない状態になり、カスタマイズで肥大した古いバージョンを使い続けることになってしまいます。
このようにパッケージシステム(クラウド含む)のカスタマイズは必要でなければやらないに越したことがないのです。
むしろ、EXCELを扱うのと同じようにパッケージが持つ機能やアドイン機能を使って、[使いこなす]ということを高めた方が、費用も、スピードも、システム利用の効果も最大化できると我々は考えています。
Vtigerはクラウドサービスのため、EXCEL同様にプログラムをカスタマイズすることはできません。
ただ、EXCELを作成するのと同じくらい容易に、ブラウザ上で利用できるWebDBを作成したり、ワークフロー機能を使って様々な処理を自動化したりすることができます。EXCELと同じように[使いこなす]ことで大幅に生産性を向上させることができるシステムになっています。
この機会に是非、Vtigerの可能性を体験してみませんか?
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